美醜の大地ネタバレ結末

「美醜の大地」ネタバレ結末 第9話「追跡者たち」

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ドクター・内田の元を訪れたフランケン・敏恵。完全な「復讐の鬼」として蘇り、ハナへの逆リベンジのために整形を依頼しますが・・・

目の前で起こる復讐の連鎖に、冷や汗をかくナースの菊乃。ドクターは果たして、依頼を受け入れるのでしょうか。

 

そして今回、新たなキャラクター「言葉の呪術師・深見栄一」が登場し、ハナの前に現れます。彼は「高島津家」に深い恨みと因縁を抱えており、ヤエ子からハナの存在を嗅ぎつけます。

「美醜の大地」の第9話「追跡者たち」は、菊乃さんとドクターの笑えるエピもあり、ファンなら速攻チェックです!

 

作品名:「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」

作者:藤森治見

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「美醜の大地」第九話「追跡者たち」あらすじとネタバレ

高島津家のせいで家庭崩壊した少年・栄一

 

深見栄一の少年時代は、木材業を営んでいる父と美しく優しい母のもとで、裕福で幸せな家庭の記憶から始まっていた。

北海道や樺太に山林を持っていた父は、それなりに大きい会社をもっており、よく栄一を肩車して材木を見せてくれた。

「ほら、栄一丸太がたくさんあるだろう。家も建てるし、紙だって作れるんだぞ」

 

しかし、両親に可愛がられ、幸せだった生活はある日突然終わった。

製紙会社との取引に購入した土地の融資が断られ、資金繰りが悪化した父の会社は、あっさりとその製紙会社に買収されてしまったのだ。

 

幼い栄一には詳しい事情はわからなかったが、なぜか母は出ていき、父は昼間から飲んだくれるようになった。

 

父は呪いの言葉を吐くようになる。

「おまえの母は、私からすべてを奪った男のもとへ行ってしまった。おまえも捨てて。
憎い・・・!憎い!! 高島津め、呪われろ!呪われろ!!」

そして父は首をくくり、ひとりになった栄一には、父の憎悪と呪いの言葉だけが残された。

 

弁護士になった栄一が、拘置所のヤエ子に接見

 

長じて弁護士になった栄一は、「ある人物」を探していた。

ーー言葉は私にとって、「力」であり「武器」であり「呪術」である。

 

ある人物の情報を手に入れるため、栄一は窃盗犯として拘置所にいた桐谷 ヤエ子に接見し、言葉で誘導して意のままに情報を引き出していた。

 

やつれていたヤエ子の目からは光が失われており、すっかり栄一の操り人形と化していた。

「あなたのいうとおりにすれば、私、また幸せになれるんですよね?」

人の良さそうな笑みを浮かべ、栄一は「ヤエ子が望む言葉」を返す。もちろんですよ、と。

 

そしてヤエ子を追い込んだのはこの女性か、と市村ハナの写真を取り出して確認し、さらに過去にあった「いじめ」と高島津絢子の情報「洗いざらい吐いて」もらった。

 

敏恵に整形の理由を尋ねるドクター

 

ドクターと菊乃の元にやってきた敏恵は、整形を依頼して問診を受ける。

「なぜ、整形を受けたいんだ?」

「この顔を見ればわかるでしょ? こんな顔でも平気でいられる人間なんていると思うの?」

ハナのせいでグチャグチャになってしまった顔面を晒し、憮然として答える敏恵。

 

「顔を直したいという欲求は理解した。直して、そして何をする?」

ドクターはすべての患者に必ず、「この質問」をしていた。

そして理由を気に入った患者の手術しか行わない。

 

菊乃はドクターがどういう基準で患者を選ぶのか、さっぱりわからなかった。

 

なぜそこで煎餅!?菊乃の困惑と真面目なドクター

 

「ある女を探しに行くのよ。でもこんな顔じゃあ、何かと不便でしょ?」

やはり、菊乃の予想どおり、敏恵はハナに復讐するために整形を望んでいたのだった。

 

恐ろしい、目の前で復讐の連鎖が起こってしまっている・・・菊乃はハナのために、ドクターに引き受けないでほしいと祈っていた。

 

ハナに人生を破壊された、と憤る敏恵に対して、ドクターの行動は意外なものだった。

「食べるか?」

いきなり煎餅を出して、敏恵に勧めるドクター(「なぜ!?どうして今煎餅なの、先生!?」)と内心、菊乃が全力でツッコミを入れる。

 

今すぐ治療は不可、と聞いてドクターに襲いかかる敏恵

 

だが、ドクターは大真面目だった。

「食べられないだろ?」と、敏恵の頭蓋骨に入っている骨折部や顔の皮膚の裂傷のひどさを正確に説明し、たとえ整形しようとしても今の状態ではすぐに手術を行える段階ではない、と告げた。

「なんとかしてよ! 誰か死人の顔を剥いで取り替えたっていい!!」

冷静に無理なものは無理だ、というドクターに、激高した敏恵は襲いかかった。

 

だが、そんなことは菊乃が許さない。

「先生に、手出しはさせないわよ」

瞬時に菊乃は敏恵を抑え込んで止めたが、「もういい、あんたらになんか頼まない」と言って、敏恵は去っていった。

 

深見栄一がハナに接触

 

新聞でヤエ子の死を知ったハナは、街で過去の自分を知っている人間に出会う可能性を考えておくべきだった、と反省した。

だが、ヤエ子がこんな結末を迎えたのは彼女の身から錆が出たことで、自分のせいではない。

 

消えてくれたことで、高島津絢子への復讐の障害もなくなり、結果オーライだ。

後悔はない。目的を果たすためならどんなことだって・・・

自分にそう言い聞かせながらも、ヤエ子の母が遺骨を持ち帰る姿を見送ってしまったハナ。

 

絢子がいる札幌へ行こう・・・そう決意したとき、「市村ハナさん、ですよね?」と声をかけてきた青年がいた。

「私はあなたをずっと、探していた」

手を差し伸べるその青年こそ、深見栄一だった。

 

「美醜の大地」第九話の感想

 

ちょっ、ドクター、煎餅ってナニ!?

思わず笑えるドクターの天然エピソードでした。菊乃さんの全力ツッコミも面白い!! この二人の絶妙な空気感がすごく好き♡

 

それにしても、記憶喪失レベルで人の顔と名前が覚えられないドクターは、菊乃さんがそばで仕える以前は一体どうやって生きていたんでしょうか。

優秀で忠実なナース・菊乃さんは元男性ということもあり、襲いかかる敏恵をあっさり食い止めます。

美人ナースなのに強くてかっこいい。

 

ドクターは敏恵の顔については「整形してやってもいいけど、時間はすごくかかるよー」といった雰囲気で、理由そのものは気に入った様子でした。

ドクターの判断基準ってきっと、『患者が整形後の人生をどう生きたいのか。どんな自分になりたいのか』を知りたいんだと思うんですよね。

そしてそれが良いか悪いかじゃなくて、興味深いか興味ないか、のどちらか。

 

敏恵は醜い顔になったことで、大昔の醜かったハナの気持ちを少しでも想像できれば思いやることができるのに。

心優しい菊乃さんが心配していましたが、復讐の連鎖は止まりそうもありません。

 

今回、初登場の弁護士・深見栄一は、自称?言葉の呪術師的な人で、まるで暗示をかけるように話しかけ、相手を思い通りにして操ることができます。

ヤエ子が自決したのも、きっと彼のせいでしょうね。

 

幼いころに製紙会社の高島津に父が破滅させられ、母は奪い取られた栄一。

ということは、絢子の『異父兄』という可能性も出てきました。

 

最期まで高島津家を呪っていた父親の恨みと呪いを背負い、栄一は同じく高島津に憎しみを抱く市村ハナにたどり着きます。

大人になった栄一は、優しげなイケメンですが、目が笑ってなくてかなりヤバイ男。

 

ハナの復讐に協力を申し出るのか、それとも別の魂胆があるのか・・・新たな展開を迎える「美醜の大地」、ハナの復讐から目が離せません!!

第10話「美形弁護士」ネタバレへ

バリュコマ

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