前々回、森哉と加也の衝撃の展開から引き続き、ひょえ〜〜〜!と来る「クビオケ」!
「クビオケ」って、ナニ? と、思ったアナタ・・・
OH! Yhaaaa!!
読めばわかるさっ、な「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」53話です。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第53話ネタバレ
森哉の首を抱く、鬼女と化した加也の狂った涙
自分の分身、と言ってもいいほどに大事な存在だった弟。
森哉の首を抱き、泣いても泣いても尽きない涙に目をはらす加也。
いつまでもこうしてはおけない。
昔の戦国武将がそうしたように用意した、塩漬けの桶。
弟の声が空耳で聞こえるほどに、加也は精神を崩す。
石炭ストーブであったまりつつ、みんなで集合!だけど凍る空気
真冬の寒さをやわらげるように、たかれた石炭ストーブであたたまるハナチーム。
やってきた綿貫を見ていぶかしむ栄一に答えた「鶴田さんは、ここにこられない」の一言が、空気を凍らせる。
鶴田襲撃を知って、ハナは心を痛めるが・・・
五十嵐が綿貫に渡した「アレ」ってなんのこと?
久しぶりに会った綿貫を見て「男らしくなった」と笑う五十嵐。
「覚悟」が今までとは違う・・・
五十嵐が綿貫に渡したという「アレ」について尋ねるが、それはまだ明かされず。
第53話の見どころ!ハナの覚悟と二階に用意されていたモノ
今回のお話は、登場人物たちそれぞれの「覚悟」が見え隠れする内容でした。
サポート役の五十嵐は五十嵐で、自らがどっぷりと闇につかりつつも綿貫を巻き込みたくないと密かに願っている様子。
そして、綿貫は綿貫で「傍観者から当事者」へ意識チェンジ。
そして二階に用意してあった「あるもの」それは、ハナの復讐を完遂し、なおかつすべてを終わらせるために準備されていたもの。
栄一はそれを見て、ハナの強い思いを感じ取り・・・
「美醜の大地」第53話 感想
五十嵐に煽られつつも、絢子を何があっても絶対に倒す、という決意にみなぎるハナの心に水をさすように知らされた鶴田のひどい状態。
ハナの復讐にとって、鶴田は欠かせない存在で、しかも初期のなにも持っていなかった頃からの付き合い。
最初はただ、利用し利用されるだけの関係だったはずが、いつしかお互いに「絆」ができていた、という感じ。
鶴田がボコボコの末、一生治らない傷を受けたと聞いたときのハナの表情が胸をしめつけます。
ハナにとって、鶴田は不思議な人物で、唯一、醜女だったころの顔と最高の美女の顔を知っても態度が変わらなかった人間と言ってもいいのではないでしょうか。
(ドクターと菊乃さんは職業柄なれているのでのぞく)
「醜さ」によって、人々に蔑まれる日常を送ってきたハナにとって、顔の美醜にかかわらず態度が変わらない男性って、結構、貴重な存在だと思うんですよね〜。
栄一は今のところ、ハナにグイグイとせまっていてその恋心をハナに気づかれてしまったくらいですが、果たして「醜女」のままだったハナにも同じように想いを抱けたか。
綿貫もしかりですが・・・
ドクター・菊乃・鶴田の居残り組も、なんだかんだで小樽に集結しそうでハナチームが勢ぞろいで来月もドキドキですね。
加也の復讐もどんな形でかかわってくるのか、見もの。
来月もチェキラ!