ふおおおおっ〜「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」が、とうとう50話を達成しました!
ふりかえれば、連載スタートから4年?くらい? 1話から毎月追っかけてきたので、感慨深いものがあります。
さて、今回のお話は・・・森哉 VS 鶴田の戦いの結果と、森哉が姉に対してどんな思いを抱いているのかが描かれています。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第50話ネタバレ
血まみれの鶴田を発見して、驚愕の綿貫
真っ暗な部屋の中、何者かに襲われて血まみれになった鶴田を見つけた綿貫。
何度呼びかけても、返事がない・・・
もはや息はないのか、とあきらめかけた瞬間「しんでねえよ」の一言が。
激しい戦いの中、『過去の自分』を森哉の中に見た鶴田
「市村ハナの居場所」を言え。
ナイフをもって向かってくる森哉の目。
それは、まるで昔の自分そのものだ、と大人の余裕をもって見据えた鶴田。
森哉は「経験値」という強さをもった鶴田に圧倒され、形勢不利になっていたが・・・
鶴田の「余裕と甘さ」こそが、命取りになる。
ボロボロの体をひきずって向かったのは「姉さん」のもと
鶴田との戦闘で深手を負ってしまった森哉は、自分ひとりでは何もできないのだ、と嘆き、姉のもとへ向かう。
「魂をわけあった、大切な存在」
傷の痛みに耐えながら横たわる森哉を見つけた加也は・・・
第50話の見どころ!若い頃の鶴田は、チョイ悪イケメンだった!?
鶴田の過去、回想シーンで出てきた、チョイ悪系の美青年。
顔の傷すら「カッコイイ」と思えるようなイケメンが「若き日の鶴田」でした!
現在だと「チョイ悪おやじ」系で貫禄もついており、オジサマが好きな方にとっては今のほうがいいかもですけど。
惚れた女を守る・・・たとえそれが本当は「今は亡き菜穂子」へのものであっても、ハナへの想いに偽りなし、というところでしょうか。
今回は鶴田のかっこよさが爆発する内容です。
「美醜の大地」第50話 感想
もっかい繰り返しになりますが。
祝!「美醜の大地」第50話達成〜〜〜!!!
第一話の電子配信から追っかけてきたファンとして、すごくうれしいですね〜。
この数年、ずーっと「美醜の大地」を読みつつ、一緒に成長してきた感じすらします。
最初は醜女の面をかぶったハナが、不気味な雰囲気さえただよわせながら、つぎつぎに復讐を果たしていくカタルシス感で盛り上がっていただけでしたが、今では物語がどんどん成長してきて、大河ドラマ感までありますね。
森哉のことを考えると、サチがいなくなってしまったのが少し早かったのでは、と思えるほどに人間味のあるキャラになってきました。
登場時は単なる異常者にしか見えなかったひとですが、やはり、人というのはお互いの関わり合いの中で変化していったり、成長したり、あるいは優しい心を得たりできるものなのかもしれません。
人を平気でバラしてしまう恐ろしい一面のある森哉が、自分自身の傷の痛みを、「サチさんはもっと痛かっただろう」と思いやれるようになっていたあたり、感動です。
ラストで森哉が、今度はヤバそうな雰囲気でしたが、加也にとって「弟」はどんな存在だったのかが気になります。
森哉は盲目的に加也を「常にいたわって守ってくれる唯一の姉」と慕っていますが、加也が同じように思っているのかは疑問。
次回の加也の反応で、そこらへんがはっきりしてきたら、いいなあ。
では、また来月!!