「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の49話も、風雲!
醜女の面の「市村ハナ」をついに見つけた、重症の森哉が「変顔」でなんと!
軽くイメチェン?したハナが、かわいらしい♡姿で、栄一と小樽デートに出発!?
そして・・・ちょっ、鶴田ぁぁ〜〜〜っ!!!
今回も、いろいろアリな内容です。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第49話 ネタバレ
宿代を代わりに押し付けられそうになったうえに、置いていかれた綿貫
敏恵の元夫・池内が行方をくらまし、旅館の女将からあやうく宿代を代わりに払えと言われ逃げる綿貫。
ハナの居所を探ろうとしている森哉の危険にも気づかず、のんきにアジトへ戻るも・・・
「消えた明かり」に何事があったかと察して、部屋で見たものに驚愕する。
ハナと小樽でふたりっきり旅行♪ウキウキ気分が隠せない栄一
「市村ハナ」の顔を知っている人間に遭遇する危険を避けるため、かつらをつけて変装したハナ。
鶴田は後始末のために残り、栄一とハナがふたり、小樽へ出発する。
もちろん、「綿貫」は置き去りにして・・・
森哉の異変を知らず、お昼寝中の加也
瀬尾サチの復讐のため、今までとは様子が違う森哉の様子に気づかず、内偵を続ける。
お互いに自由に行動しよう、という言葉の意味を軽くとらえ、昼寝してしまう加也。
第49話の見どころ!森哉の変顔いただきましたーーー!
ここ最近、出ずっぱりの森哉くん。
人を人とも思わない、ヤバすぎる目元ホクロの双子姉弟のかたわれであり、瀬尾サチに出会って「母の愛」に憧れてサチを「お母さん」として愛し、彼女を失った今、復讐に走る凶器のような男・森哉。
サチのおかげで少しは人の心を取り戻したかに見えていましたが・・・しょせんは「バラシ屋」。
情報を得るためだけに、刑事を拷問にかけて無残な姿にし、あわや、綿貫も同じ目にあわされるところでした。
(変なところで悪運が強いのが、綿貫!)
「サチのカタキ」と森哉が付け狙う「市村ハナ」。
「醜女の面」をつけた窓辺のハナを発見して、暗い喜びにあふれる森哉の「変顔」がすごい(笑)
普段はどっちかというと美形よりなキャラだけに、「変顔」は必見です!
「美醜の大地」第49話 感想
あーやっぱ、森哉にとってサチは「お母さん」だったんだなあ、っていうのがわかった今回。
女性としても、もちろん好きになってはいたんだろうけれども、愛を知らない森哉にとって「母親」は特別な存在で、サチは彼にとって「もうひとりのお母さんになってくれるかもしれなかった大切な女性」というポジションだったのかと。
加也も「大事なお姉さん」だけれども、これまでのエピソードのはしばしで見ている限り、どちらかというと生き延びるために弟を洗脳して利用してきたんだろうな、という利己的な雰囲気があります。
弟が今、何を考えて行動しているのか。
加也は自分から弟が離れていくなんてつゆほども考えていない様子で、今後、サチによって変化してしまった森哉に対してどんな態度をとるのかが見もの。
あと、森哉くん、うっかり「もりや」だと思ってましたが、「しんや」でした。お詫び申し上げます。
岡田あーみん「ルナティック雑技団」(管理人の愛読書)の孤高の貴公子・天湖森夜(てんこもりや)が頭にあったため、「もりやー!」と素で思っていました。
(管理人は、当時の「りぼん」をリアルタイムで読んでいた生粋のあー民です)
で、話はもとに戻りまして。
栄一が露骨なくらいに「ハナとふたりっきりで、小樽だぁ〜! わーい♪」という気持ちがダダ漏れなのが、たった一コマでわかりました。
「またふたり旅ですね」
ぷくくく、目線は鶴田で返事もしないツレないハナですが、そこがまた、女嫌いの栄一にとってはいいのかも。
栄一はハンサムでモテる男ゆえに、ニコニコと愛想よく機嫌をとってこようとする女は「うっとうしい」と見下してしまい、気がある女性に冷たくされるとキュンとくるメンドクサイ性格だと思う、たぶん。
美しい小樽運河で、霧に包まれた夜、よりそう美男美女。
復讐で頭がいっぱいのつれないハナに、あま〜い言葉をささやく栄一。
復讐なんかやめて、このまま僕と一緒に逃げましょう。
か、
貴女と一緒なら、僕は地獄の底までお伴しますよ、ハナさん。
的な流れかしら〜次回は!
(そういえば栄一の『言葉の魔術師』的な能力はどうなったの?)
あとあと。
小樽へ出立するハナを見送る鶴田の、優しい目線。
過去に失った「菜穂子」を見ているのかもしれませんが、ドキドキしますね♡
いかつい男性なだけに、そのギャップがいい感じだったのですが。
ふおおお〜〜うええええ、まじでぇ〜〜〜〜!?
ってな展開になってきたので、次週の鶴田が心配・・・前回の刑事さんみたくなっていないことを祈ります。
や〜ん、一ヶ月ってあっという間ですよね。
「美醜の大地」の新刊配信で毎月、「もう一ヶ月経ったんだ〜」とリマインダのようになってします(笑)
今年も残り、あと3ヶ月くらい。
新刊を楽しみに、みなさん気張って行きましょうね〜!