いつも当ブログにお越しいただき、ありがとうございます!
今回の「美醜の大地」第48話では、なんとなんと・・・
目元のホクロがチャーミングな加也ねーさんが、不気味なスマイルで暗躍!
しんやぁ〜〜! ちゃうねん、そっちじゃないゼヨ!!!と、標的を勘違いしたまま、レッツラゴー!
そして・・・この物語の『悪夢』の存在、敏恵がゾンビのごとく生ホッケを貪り食らい、絢子の後を追う!
という、わけのわからない展開になっています。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第48話ネタバレ
探りを入れる加也ねーさんに応対する菊乃さんの卒のなさ
主人である白井のために、素知らぬ顔で「絢子お嬢様の友人」である敏恵の動向を探りに、ドクター内田の診療所を訪ねた加也。
応対する菊乃は、患者の秘密をいつものように守り、卒なく追い返す。
加也はあっさりと立ち去ったかに見えたが・・・しっかりと「情報」を握る。
ハナの復讐から生み出された、蜘蛛の巣のように絡まる憎しみの連鎖
ドクター内田と綿貫は、「ハナの復讐」について話し合う。
ハナに協力するのは、復讐を見届けたいだけではなく、「歯止め」となりたいから。
もはや復讐そのものを止めることもできない、関わる人間すべてを巻き込んだ憎しみによる複雑なつながりに、綿貫は思いを馳せていた。
森哉に襲われた刑事・柏葉の運命は・・・
むごすぎる「拷問」を受けた刑事・柏葉は、かろうじて命だけはとりとめた。
だが、その結果は無残。情け容赦ない森哉によって、その体は・・・
瀬尾サチに関わる「高嶋津 絢子」と、樺太女学校時代に起こった「ある女生徒」へのいじめ。
通常ではありえない、上からの捜査妨害。
それでも柏葉は、心折れてはいなかった。
森哉、復讐相手を勘違いしてしまう
柏葉に対する拷問のあと、手に入れた「女生徒たちの写真」その中にあった、『醜い女』の顔写真。
初めて心動かされた女性である、「瀬尾サチ」のカタキ。
サチのように、皮を剥がして吊るしてやる。
その復讐心だけを糧に、森哉は動きだす。
第48話の見どころ!もはやどう見てもゾンビ!?な、ヤバすぎるウォーキング・デッド敏恵!
化け物対決で百子に辛勝した、ウォーキング・デッド敏恵。
河原で「親切な獲物」を待ち構え、オノで容赦なく餌食にしたあと、空腹を満たすために貪り食らったのは・・・まさかの『生ホッケ』!?
(ああもう、ホッケ食べたくなってきちゃったよ、いま夜中なのに!)
「美醜の大地」に時折はさまれるグルメネタに、ひそかに心をつかまれる(笑)
百子を倒し、さらに野性味を増してきた敏恵の本命は、もちろん絢子お嬢様。
「竜宮城」のある小樽で、最終決戦前にウォーキング・デッド敏恵 VS サイコパス絢子の対決が予想されます。
「美醜の大地」第48話 感想
前回の「菜穂子エピ」から一転、ホラーな敏恵のアイル・ビー・バックな展開で、昔語りから現在に話が戻ってきました。
加也ねーさんは基本的に「打算型」のひとで、常に自分(と弟)に有利になるようアンテナを張っています。
それでも生活を支えてくれている清二郎に対してだけは、案外、忠誠心をもっているんだなーと感じられた今回。
加也ねーさんの手腕をもってすれば、まっとうな商売でもうまいことやっていけそうなもんですが。
そこはそれ。裏の稼業で生きてきた人間は、簡単にはカタギになれないのかもしれませんね。
それにしても、敏恵ェ・・・しつこすぎ!
シュワちゃんのターミネーター並みのしぶとさで、むしろハナよりも深い怨念と復讐心を背負って行動しています。
優しすぎるがゆえに、長時間憎しみをキープできないひとっていますよね。
ハナはどちらかというとそういうタイプで、「家族」のことがなかったら、とっくに復讐をあきらめてしまっていたんでしょうが。
敏恵はもともと根性が悪い女性でしたから、「憎しみや復讐が似合う」と言ってはなんですが、まるで「市村ハナ」が持つ負の感情すべてが乗り移ったかのような存在に成り果ててしまいました。
今のところ、ハナよりも先に絢子を狙っているんで、そこはオーライなんですけど、絢子お嬢様&清二郎コンビの新婚ラブパワーの前に、絶対に返り討ちにあうよな・・・
例の「小樽の竜宮城、ふたりのためのラブ御殿(違」は新聞でニュースにまでなってましたので、うまいこと敏恵が導かれていくことでしょう。
絢子お嬢様の氷のようなサイコミュで、敏恵が今度こそ消滅してくれますように!ナムナム。
あと。
綿貫の評判が、(読者から)悪すぎて気の毒になってきた・・・
『敏恵、どうせやるなら綿貫をやっておしまい!』
『キィ〜〜〜〜!綿貫、頼りなさすぎィ。
もうええねん、引っ込んどれ!!』
おおう、ヒロインを支えるはずのヒーロー役?のはずなのに、何故にこうなる。
たぶん、キュンとくる男らしさがないとか八方美人的なところとか手を汚してハナを守る覚悟がなさそうとか、のあたりですかね。
腕っぷしが弱いうえに、いつもヘラヘラしているのが悪いんでしょうか。
女性読者が求めているヒーロー像は・・・
『ヒロインを助けるために毅然と非難の矢面に立ち、
自らは傷だらけになっても惚れた女を守れるならニヤリと笑えるカッコいい頼もしい男』
って感じ!?
まだオレ、本気出してないだけだから。・・・だよね?
おかあちゃんは、綿貫がやればできる子だって信じているよ!
来月は敏恵の小樽襲撃編でしょうか。それとも、今回出番がなかったハナかな〜
また来月、お会いしましょう!!