「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の46話、来ました〜!!!
海辺の断崖絶壁の上にたついわくつきの元旅館、絢子&清二郎夫婦の小樽の新居!
先輩・五十嵐のヒントを手に、本格的に「ハナチーム」として動き出す綿貫!
菊乃に「ハナへの愛」を指摘された、栄一の覚悟とは・・・?
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第46話ネタバレ
バラシ屋も困っちゃう刑事の強情さ
森哉が「バラシ屋」としての本領を発揮して、刑事を拷問。
「痛い目」を見せられても、情報を吐かない相手に辟易とする。
・・・が。
刑事の所有物から出てきた「女学校時代のサチ」の写真に思わず心ゆさぶられ・・・
そして「市村ハナ」の素顔にたどりつく。
前進、行動あるのみィィーーー!な綿貫の前向きさ
「泥舟」だと、ハナ側に立つことの危うさを揶揄した五十嵐から、「ヒント」を得た綿貫。
自分は何をすべきなのか・・・
何も知らなかった頃に出会った「小石川菜穂子」の面影を、食堂のおばちゃんに見て「行動あるのみ!」と前向きに。
菊乃と栄一。女嫌いの冷血漢が「ハナへの愛」を自覚するとき
「絢子夫婦の小樽入り」を綿貫には告げず、ハナは自分には教えてくれた、と優位に立った気分になる栄一。
あの男よりも、自分はハナに信頼されている。
それでも。
「ハナの本当の心」が見えない。
ありとあらゆる人間の心の奥に入り込み、つけ込み、利用してきた栄一。
とくに「女」など、自分にとって忌まわしい存在でしかないのに・・・
菊乃から「ハナへの愛」を指摘され、自分自身の心にようやく気づき、
栄一は「地獄の果て」までハナについていくことを誓う。
絢子と清治郎の小樽の新居は「竜宮城」
白川グループが金にあかせて手に入れた、小樽の海に面した断崖絶壁のうえにある「竜宮城」。
元は美しい旅館だった、というそこは経営難により主が己の命を絶った、といういわくつき。
不吉ながら美しい、新居の前に立つふたり。
第46話の見どころは? 菊乃による栄一への恋愛アドバイス♡
菊乃と栄一の秘密の会合について、回想される今回。
男装の菊乃さんが「ハナを知りたい」「彼女の力になりたい」という栄一に対して、その恋心を自覚させ、さらに「アドバイス」まで与えています。(菊乃さん、親切すぎ〜)
これから先に起こりうる「結末」は容易に予想できて、復讐をとげたハナに「未来」はなく、待っているのはハナ自身がおそらく望んでいるであろう「破滅」しかない。
けれども、ハナを大事に想う菊乃さん、周囲の男たちにとってはハナにもっと、幸せな「未来」をつかんでほしい。
だからこそ・・・のアドバイスですね。
「高嶋津 絢子」と母を同じくする栄一は、ある意味で絢子に最も近く、それだけにハナの人生にも深く関わる存在になっていくでしょう。
傷つき、疲れ果てた小鳥が、ほんのひとときでも羽を休める「止まり木」のように、栄一はハナに寄り添えるのかが問われています。
「美醜の大地」第46話 感想
いや〜ん♡ ニヨニヨが止まらない今回でした。(菊乃さんが出てきたし!)
ほんのりとですが、恋愛チックな展開が見え隠れしていて、相変わらず綿貫は愚直に動き回るし(なぜに食堂のおばちゃんが美人のハナに見えた!?笑)、栄一は「ハナを愛している」という気持ちを言葉で形にしていました。
それにしても、菊乃さんのナイスアシスト!は健在ですね。
ドクターの安全が第一だとはいえ、妹のようにかわいがっている(と言ってもいいんじゃないんだろうか)ハナのためにも、裏でこっそり手回しする菊乃さんの存在は大きいです。
こういう縁の下の力持ち的な存在って、地味にすごく大事だし、大好きなキャラです。
百子の存在にもう怯える必要はないんですよ・・・と伝えたいけど、菊乃さんはまだ百子があぼんしたことを知らないんですよねー。
ああでも、本当に良かった。ホッ。(百子はやべぇ)
絢子と清二郎が小樽に移転したことで、最後の対決が小樽になりそう。
金持ちセレブカップルなだけあって、清二郎パパが土地と旅館をまるごとお買い上げして建て直し、プレゼントしてくれました。
海を見渡す、風光明媚な「竜宮城」のような場所。
いわくつきで不吉ですが、絢子にはふさわしいですね。
「美醜の大地」の舞台が小樽になってから「小樽行きたい〜!」熱が出てきました。
小樽、大好きなんです〜!
お寿司や海鮮丼も最高ですけど、ジンギスカン焼きそば、かま栄のかまぼこ、なると若鶏半身揚げなど、B級グルメが何食べてもおいしいんですよね〜、小樽って。
しかも、ルタオみたいなスイーツ類も充実しているしで、何この天国・・・ってくらいグルメな旅行先にプッシュしたい観光地です。
(何食べてもおいしかった記憶しかない)
「聖地巡礼」的に「美醜の大地」に出てきた土地を旅してみたいですね〜。
さすがに樺太旅行はハードル高すぎるんで、小樽・札幌あたりだとわりと気軽に旅行にいけますし。
「Go To Travelキャンペーン」も今年中にやるみたいだし、小樽に3泊くらいしてグルグルめぐりたい。
「ここをハナが歩いていたかもぉ〜!」
「この宿にきっとハナが!」
など、空想しながら運河沿いを歩いたら楽しそうです。
「綿貫もこれ、食べたんかな?」とツブ串食べながら練り歩くのもいいかも・・・
小樽運河沿い(ハナたちの生きた時代に存在してるかな?)は大正12年完成って書いてあるんで、時系列でいうと物語は昭和20年前後のお話だから、存在していると思うんだけどなあ。
深い霧の夜、小樽運河のかすかな明かりを頼りにハナと栄一が歩きながら、ラブい内容のお話を語りあう・・・なんてのもロマンティーック!(*´д`*)ハァハァ
綿貫は・・・海鮮丼食べて、ニシンそばでも食べて、グルメ巡りしているイメージしかわかない(笑)
たしか昭和初期ころに小樽ではニシンがたくさん取れて、「鰊御殿」なるものまであるんですよ〜。まだ行ったことないので、こちらも行ってみたいですね。
当時、たいそう儲かったそうで、漁業の繁栄をきっかけに、小樽経済が大発展していったとか。
リアル歴史を偲びつつ、「美醜の大地」の物語がどう絡んでいっているのか考えると、「これはきっとあのことね、ムフフ♡」といった楽しみ方もできると思います。
ちょっと脱線しましたが・・・
最終決戦の地・小樽編を迎えて佳境に入る「美醜の大地」、来月も楽しみです!!