記事の更新遅れました〜スライディング土下座〜 ε≡ ヽ__〇
美しき復讐者、ハナが「優しさ」を捨て、本気を出す!!
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の45話では、仇敵である高嶋津 絢子への憎しみをあらたに物語が動き始めます。
そして仲間になった綿貫に焦りを感じたのか、深見栄一が・・・
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第45話ネタバレ
ハナを守る男たちの悲喜こもごもとは?
ハナの秘密を知り、自ら「協力者」となることを申し出た綿貫の存在に驚きを隠せない栄一。
高嶋津への復讐から、あれほど綿貫を巻き込むまいとしていたのに・・・といぶかしむ。
自分をボコボコにした栄一を前にして、複雑な気持ちながらも「気づいていた」綿貫。
そんな二人に憮然とした様子の鶴田。
お互いの腹の底をさぐりながらも、「ハナを守り、復讐を助ける」という一点のみでつながる男たちの奇妙な絆が結ばれる。
綿貫の先輩・五十嵐はどんな男なのか
まだ「ハナの仲間」としては信頼されていない綿貫は、鶴田から「お使い」と称して遠ざけられてしまう。
そのお使い先で出会ったのは・・・先輩である五十嵐。
「金」のためだけに協力している、という五十嵐だったが「今回の件」だけは特別な私怨があった。
綿貫と共通の後輩である相原の存在。
たとえハナに協力することが「沈みゆく泥船」であっても、乗らざるを得ないのっぴきならない「事情」が、ふたりの間にはあるのだ。
「幽霊船」に乗っているのよ、というハナの真意
綿貫のチーム加入について、ハナに探りをいれる栄一。
自分たちは「同じ船に乗った、運命共同体」だと、甘くささやくも、ハナは自らを「幽霊船」だと告げる。
はじめから沈んでしまった船。
亡霊の乗っている船に、あなたたちは乗り込んだのだ、と・・・
第45話の見どころ!ハナの本気度が伝わる絢子への復讐心!!
誰よりも人間らしく、優しいピュアな心を持つハナ。
「菜穂子」を慕い事件を追ってきた綿貫を、ギリギリまで関わらせまいとしてきたのは、その優しさゆえでしたが・・・
「腹をくくった」ハナにとって、復讐を遂げるためには「すべて」を利用しなければならない。
深く愛した母と弟が、絢子によって水底へ沈み、「市村ハナ」の心もまた深くて暗い海の底に沈んでしまった・・・
すべてを奪い、憎んでも憎み足りない存在である「高嶋津 絢子」を倒す!と、美しい顔を歪め短刀を突き立てたハナの本気度が感じられます。
「美醜の大地」第45話 感想
最新話は配信日に読んでたんですが、パソコン使えない環境で更新遅れていました。
記事の更新を楽しみにしてくださっていた「美醜の大地」読者様、ご心配おかけしました♡
(誰も心配しとらんゼヨ、というツッコミはナシよ!)
最近、ハナの心が張り詰めていて、以前の甘さがなくなって絢子への復讐心が高まっているのをヒシヒシと感じます。
ハナの「幽霊船」発言は、おそらく「自分はこの世のものではない・もう生きてはいない」存在だという認識からで、家族とともに心は海の底に沈んでいるただの亡霊なんだ、という意味だと思います。
「復讐」という名のハナの船に乗り込んだ、鶴田・栄一・綿貫たちは亡霊が操る「幽霊船」に乗り込んだ、乗組員。
五十嵐は「沈む泥船」と評しましたが、すでに沈んでしまった船が、これ以上沈むはずもない、という皮肉が利いていますね。
でも、ハナは本気で綿貫を巻き込もうと思っていない気がするんですよ。
なんだかんだ言って、土壇場で綿貫に「生きて」と「泥船」から逃してやるんじゃないのかな、と。
抜身の刃となって絢子を狙うハナですが、ハナの捨てきれない人間の心をつなぎとめるのは、やっぱり綿貫の存在が大きい。
鶴田も栄一も、しょせんは「裏の世界」の人間で、ハナの冷え切った心を包んでくれるのは、多少まぬけでもあったかい光を心にもつ、まっとうに生きてきた綿貫みたいな人だと思うんですよねー。
ハナ自身、もともとは素朴で純真な普通の女の子だったわけですから・・・
「幽霊船」から、「生きている人間の世界」へハナを連れ戻せるのは綿貫、君だけだ!!
と、ハッパかけても、期待どおりにいいとこ見せてくれる男気が綿貫にあるのか、否か。
いよいよ、復讐が佳境に入ってきましたので来月も期待です!