深見 栄一と会うために男装をした菊乃が・・・百子に見つかって襲われる!?
最も恐れていた事態が起こり、菊乃さんが大ピンチに陥りますが・・・
そして、ドクターが訪れた墓に刻まれた名前「木崎 菜穂子」という新たな謎が!!
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の40話は、ハナの正体を知った綿貫の反応も含め、諸々の急展開を迎えるドキドキ回です。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第40話ネタバレ
ハナの正体を知った綿貫、そして進司くんの「闇落ち」を救ったのは・・・
「醜女の面」を外した、美しい菜穂子の素顔を見て「市村ハナ」と同一人物だと知った綿貫。
進司は母を手に掛けた犯人への憎しみを燃えたぎらせ、幼子の無垢な心に復讐心をもたせた罪悪感に涙するしかないハナ。
ハナが抱きしめて思いとどまらせようとも、進司の心は救えない。
進司の黒く染まりかけた心を救ったのは、綿貫の「天国のお母さんの笑顔を思い出すんだ」という「言葉」だった。
ドクター&鶴田、墓参りの謎
雪深い森をかきわけた先に、さびれた墓を訪れたドクター&鶴田。
その墓に刻まれていたのは「木崎 菜穂子」という、女性の名前。
命日だ、というドクターの名残惜しそうな顔。
男装の菊乃、最大のピンチ!百子アタック!!
栄一との待ち合わせで、用心のため男装で札幌の街に向かった菊乃。
だが、そのことが裏目に出る。
「杏一郎・・・さん?」
執念だけで「杏一郎」を探し求めてきた百子は菊乃を見た一瞬で壊れ、襲いかかってきた!
逃げる、逃げる、そして窮地を救ったのは・・・
「美醜の大地」第40話 感想
ヒィィィ〜〜〜((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
百子アタック、恐るべし。
男の精気を吸ってなかなかの美女になったのに、「杏一郎さん」を見た瞬間によだれを垂らして爆速ゾンビ並みのスピードで飛びかかってくるモンスターに大変身した百子は、ハッキリ言って敏恵よりホラーです。
もう放さないわ、放さないわ、杏一郎さん、永遠に・・・フフフフフフフフフ
と、ホーミング魚雷のように追跡してくる化物女なんて、男性にとっては悪夢ですね。
今回はなんとか、難を逃れましたが。
あのしつこさでは、いつか絶対に百子と直接に対峙しなくちゃならないときがくるんだろうなあ、菊乃さん。
そのときは、ドクターが体を張って守ってくれればいいんですケド。
う〜ん、今回、ドクターと鶴田の過去に関わる女性の名前が出てきましたね。
「木崎 菜穂子」
という、墓の名前。
記憶喪失レベルの物忘れが激しいドクターが命日を毎回忘れずに墓を訪れる、というだけでも「大切な女性」なのはうかがえます。
でも、ドクターの名字は「内田」なので、この女性は「妻」ではない。
鶴田とドクターの会話の様子から、二人が共通で知っている女性っぽい。
読者が引っかかるのがきっと、「菜穂子」の部分ですよね。
ハナが現在使っている「菜穂子」と重なるし、あと、覚えていますか?
昔ドクターがハナの整形後の顔面について、「この世で最も美しい顔」と言った言葉を。
男性が女性に対して「最も美しい」という表現を使うのはたいてい、「母親」だったり、あるいは「妻か恋人」なわけで。
ちょっと、つながる感じがしません? ね? ね?
ざっくり予想ですが。
「木崎 菜穂子」は、鶴田とドクターの若い頃にふたりが片思いしていた美しい女性 → なんらかの原因で思いが実る前に女性が亡くなる → ドクターがハナに彼女の「美しい顔と名前」をハナに与える → 鶴田がハナに協力するのは昔愛していた女性と同じ顔だから
・・・みたいな流れが思い浮かんできたんですが、どーでしょう??
「美醜の大地」って、読者の想像力をかきたててくれるお話なので、妄想がはかどりますね(笑)
主人公のハナも、ヒロインとして最高!と思えるくらいに泣いている姿まで美しい。
進司くんのために心を痛めてボロボロと真珠のような涙をこぼし、泣いて去ろうとするハナを後ろから抱きしめる綿貫、というシチュエーションがまさに正統派ヒロイン感が満載で、キューンときます。
進司くんの心を救ってくれたように、綿貫が心の闇からハナを救い出してくれれば・・・と願っています。
来月はきっと、キュンキュン展開かしらん♡
正座待機で待っておりま〜す!