「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の第29話では・・・なんと、「美醜の大地」の「漫画登場権」に当選した読者様が、作品内で登場人物のひとりとして出てくる!
こんな企画、知らんかった〜!!知ってたら、絶対に応募したのに!!
うらやまC〜〜!!(バタバタ)
ってことで。めちゃくちゃ盛り上がりながら読んだ今回の内容、行ってみましょう!
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第29話ネタバレ
サチへの憎しみを捨て許したハナ
倒れたサチを介抱し、ハナは息子の居場所を教える。
高嶋津の屋敷が炎上する直前、逃して孤児院で進司は保護されていた。
ハナは、サチになんの「見返り」も求めず、これまでのことを謝らないし、謝らせる気もない。
償いを口にしたサチは、ハナが許したことを知り、涙した。
綿貫の煩悶と、読者様登場シーン
相原のことを「菜穂子」のために黙っていた綿貫は、学生時代の思い出を振り返る。
勢い余って警察に駆け込むものの、偶然出くわした「高嶋津家爆破事件」の「高嶋津家の元女中」という人物の口から、「ヤクザもの」の存在を知った。
市村ハナの仲間にスジ者がいるとしたら、菜穂子にまで危害が及ぶ。
だから、綿貫は「真実」を打ち明けられなかった。
絢子お嬢様の「闇」に関わる秘密の傷
隠れ住んでいる一軒家で、ほのぼのと絢子とお茶しようとした清二郎。
入浴中だったため、部屋で「一枚の写真」を見つけてしまう。
そして、入浴中の絢子の体中には「無数の傷跡」が・・・
「漫画登場権」獲得の読者様、「高嶋津家の元女中」として登場!
「高嶋津家の元女中・丸谷妙子さん」
「美醜の大地」のキャラのひとりとして(たとえ脇役でも!)登場できるなんて、うらやましいですね〜!
おめでとうございます!!
役柄的には、
『高嶋津家の元女中であった丸谷妙子さんが、爆破事件のことで警察に呼ばれて事情聴取を受けた。
働いていたときに顔に傷のあるヤーさんっぽいおじさん(鶴田と思われる)から聞かれ、屋敷の間取りや使用人について情報を教えた。
なお、常に一緒に行動しているペットの長次郎(ニシキヘビ?大蛇)をマフラー代わりに首に巻いて聴取後に帰宅』
という役どころで、とっても素敵な和服美人でスネーク好きの変わった御婦人であり、脇役ながらも印象深いものでした。
これって、読者さんから写メで送った自画像をもとに、藤森治見先生がキャラデザイン化したんでしょうかねえ。(美人で素敵♡)
いずれにせよ、一生の思い出になるし、わたしだったら「美醜の大地」電子本のみならず、単行本を保存用と配布用そろえて友達に自慢しまくっちゃいますねー。
何度も言うケド・・・うらやまC〜〜!!(≧∇≦)/
「美醜の大地」第29話 感想
作品に登場した読者様がうらやましくてテンションMAXな今回でしたが、本編の内容もすごく良くて、「美醜の大地、もっと人気になるべき」って思いました。
ハナがサチへの復讐心を捨て、許した今回。
「許す」と言葉にして言ったわけじゃないけれども、事実上、サチは復讐の対象者から外れて感情的にも恨みを残していない状態。
サチもまた、過去の罪を悔いていて、息子のために社会的に罪を償って「人生をやり直して息子を迎えに行く」と心から悔い改めて生まれ変わる気持ちに。
ハナに感謝するくらい・・・
でも、ラストで「フランケン」通り越してモンスター化した(もはやマミー)敏恵に見つかってしまったので、その思いもどうなってしまうのか。不穏です。
あと、あのお美しい絢子お嬢様の体がじつは傷だらけだった、というのも衝撃。
あれって、「虐待」とかですかね。
清二郎が見た写真の女性は絢子の実母っぽい(そっくり美人)で、今のママンは血のつながらない正妻さんってことでOK?
なさぬ仲の妾の娘だから、と正妻からいじめられた傷なのか。
それとも、「深見栄一の奪われた母」と仮定すれば、実母から虐待されたということも考えられますよね。
(借金のカタに泣く泣く高嶋津家の妾になったので、恨んでいてもおかしくない)
参照話
高嶋津家のせいで一家崩壊した深見家
-
-
9話 栄一の少年時代
ドクター・内田の元を訪れたフランケン・敏恵。完全な「復讐の鬼」として蘇り、ハナへの逆リベンジのために整形を依頼しますが・・・ 目の前で起こる復讐の連鎖に、冷や汗をかくナースの菊乃。ドクターは果たして、 ...
女嫌いになった深見栄一のトラウマ過去話
-
-
16話 栄一のトラウマ
宿敵・高嶋津絢子への恐怖心がぬぐえないままのハナ。 「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の16話「栄一の過去」では、その傍らに「協力者」として存在する深見栄一のヤバすぎる過去が描かれます。 &n ...
深見家にはこ〜んな悲惨な過去があり、深見栄一の母=絢子の母、でふたりは父親違いの兄妹の可能性があります。
絢子お嬢様があんな性格になったのも、出生や生い立ちに原因がありそう・・・だからといって、ハナへの壮絶ないじめが許されるわけではありませんが。
清二郎がワンコみたいに周りにまとわりついて、ウッカリ「かわいい♡」と思ってしまいましたが、あのほんわか笑顔の裏にはキショイヘンタイという顔もあるんだと思うと、自分の男を見る目のなさを感じます。
や〜ん、ところで、とうとう年末!
「美醜の大地」ファンのみなさま、藤森治見先生も良いお年をお迎えくださ〜い♡
来年も応援します!