ラスボス・高嶋津絢子の屋敷が最終決戦の舞台!?
グランドフィナーレ間近を感じさせる、ハナと絢子との再会、そして爆炎の煙と復讐。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の22話では、ついに動き始めた復讐劇の仕上げの幕開けとなっています。
今回は趣向を変えて、今後の展開とラストを予想してみます。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第22話のネタバレ
引き裂かれる予感ヒシヒシの瀬尾親子
絢子の屋敷で面倒を見てもらっている進司は、ひたすらに母の迎えを待っていた。
そんな進司に近寄り、母親はだめだ、いつかいなくなるから、と残酷に告げる森哉。
その頃、サチは敏恵と共に屋敷へ向かっていた。
「醜女のハナ」を見つけて狂喜する絢子
絢子に「犯人の心当たり」を尋ねた清二郎は奇妙な言葉を聞く。
曰く、「敵ではない。それはもういない」と。
だが、窓の外に醜女の面をつけたハナを見出し、絢子は狂喜しながら外へ飛び出した。
止めようとする清二郎に「あれがほしいの」と、逆らえない表情をして。
それはハナが仕掛けた「トラップ」で、屋敷は炎に包まれ・・・
今後の展開とラストを予想
炎上する絢子の屋敷、そして爆破に巻き込まれた清二郎(絢子)チームたち。
これでようやく、長かった復讐の旅路も終わり? とフィナーレを予感させる流れですが、あれだけしぶとく常人ではない絢子たちのことを考えるとむしろ「これからが本番」と考えるべきです。
絢子については、清二郎が命がけで守るから絶対無事。
サチと敏恵は、ラストのコマからサチがちょっとヤバそう。進司くんの「おかあしゃんがいるもん」でフラグが立ってしまいましたから、サチの生存確率が下がっています。
今後の展開としては・・・
戦闘不能になった森哉たちを見て激情した加也が、すかさず反撃のためにハナに襲いかかる。
ハナは絢子の息の根を確実に止めるため、瓦礫の下から絢子を探し出す。(鶴田と栄一も手伝う?)
で、そこで絢子と何らかの対話・対決。(絢子の「キレイ」発言の謎も解明する)
ハナ、絢子が抱える普通じゃない闇のなにかにビビらされ、やっぱり泣いちゃう。
けど、勇気をふりしぼって絢子を倒そうとするも、清二郎が絢子をかばって身代わりに。
清二郎、最後の力をふりしぼってハナに襲いかかる。
栄一がハナを守ろうとして、「俺の屍を越えてゆけ!」「じつは絢子のおにいちゃんだ!」。
鶴田はどこかでサクッとやられる。
綿貫、登場。なんとかしてハナと一緒に逃亡する。
ってな感じのラストでどうでしょうか!?
そして時は流れ・・・進司くんが大人になるころ「美醜の大地・第二部スタート!」
清二郎と絢子は生きていた!?
進司は加也と森哉の指導により、立派な「チーム・ザ・清二郎」の一員として成長を遂げ、特殊なスキルを身につけていた。そして母をなくした恨みをハナにぶつける。
なぜか深見栄一が、兄として絢子の味方になっている。
ハナと綿貫は共に暮すようになり、ドクターのツテでひと目をさけた土地でつかの間の平穏な生活をしていたが、ターミネーター・敏恵による逆リベンジをきっかけに、再び高嶋津絢子との因縁の戦いが起こる。
・・・みたいな流れ、どうでしょうか!?
えーと、全部ワタクシの妄想予想展開なので、あしからず。
「美醜の大地」第22話 感想
ハナ、とうとうやったのね! と、鶴田に用意させたもので屋敷を炎上させ、勢い復讐完了、にも見えなくもない今回。
いやーでもね、あの絢子お嬢様の顔、アレ見たら「まだまだ終わらんでしょ」と感じました。
展開遅い!ってレビューもあるんですけれども、この作品の独特の空気感はほかの作品では味わえないものですし、絢子のモンスターっぷりがどこまでいってくれるのかしっかり見たい。
進司くんの扱いを見ていると、『母を失った進司が絢子夫婦に育てられ、ハナへの復讐心をもって大人になる』展開が見えてきてつらい。
清二郎の養子になっちゃったら、変態パパにサイコパスママの息子ですよ、オイオイ。お金持ちにはなれるけど。
美醜の大地・第二部(ただの希望)として仕切り直しスタートしたら、中だるみと批判される部分も払拭されそうな気が。
イケメン青年になった進司くんも見てみたいし、ハナと綿貫のカップル成立もいいよね♡
今回のお話で意外だったことは、絢子自身はハナのことを「敵」だと思っていないってこと。
どちらかって言うと「憧れ」「生きがい」みたいな、「何よりもほしいもの」だということが判明しました。
あのハナの醜女の面を見たときの、絢子の喜びようったら・・・
絢子にとってハナは「特別な存在」なのは間違いないんですが、歪んだ心の持ち主である絢子お嬢様には、こういう愛し方しかできないのかもしれませんね。
う〜〜〜来月更新が待ち遠しいです!!