ハナに復讐するために、とうとうフランケン・敏恵の逆襲がはじまります! 瞳孔が開ききった絢子が、今回もコワイ!!
そして明かされる「この世で最も美しい顔」を、ドクターがハナに与えたワケ。
初登場の双子の兄妹・加也と森哉。生まれ変わった独眼竜・清二郎のしもべたちが、刺客としてハナに差し向けられる!?
毎月楽しみでしょうがない!とファン騒然の「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」の18話のはじまりです。
「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」第18話のネタバレ
この世で最も美しい顔を与えられたハナ
壁一面の「過去の患者たちのデスマスク」に囲まれた部屋で過ごすドクター。
石膏の模型とはいえ、菊乃も気味悪がって近寄らない。
その中には「ハナ」の顔も含まれていた。
菊乃は以前から、不思議で仕方なかった。
なぜ、患者の名前もあっさり忘れてしまうドクターが、ハナのことだけは特別扱いなのだろうか、と。
それは、ハナだけが「美しい顔を欲しがる理由」が他の女たちとは違っていたから。
整形後の患者の人生がどう転んでいくのか、それを観察するのが趣味なドクターは、異質な願いをもつハナだったからこそ「この世で最も美しいと思う顔」を与えたのであった。
フランケン・敏恵の支援者は絢子
敏恵とサチが潜伏していた家に、近所の人間たちが怪しんでとうとう警察がやってきた。
逃亡するふたりだったが、敏恵は絢子から資金援助を受けており、落ち着いたものだった。
絢子が援助する代わりにだした条件は「ハナを自分のもとへ連れてくること」。
瞳孔の開いた、底知れない目でそう告げた絢子。
清二郎が放ったふたりの刺客
地下の拷問部屋で、清二郎は加也と森哉に命令を下した。
自分の目を奪い、妻である愛する絢子を傷つけようとしたものを生かしたまま連れてこい、と・・・
「美醜の大地」第18話 感想
ドクター&菊乃コンビが登場すると、めちゃくちゃテンションが上がります!(このふたり、ダイスキー)
今回露呈された、『ドクターの悪趣味』。ええ、でも菊乃さんのドクターへの愛は変わりませんとも。
いきなり壁にびっしりなデスマスク(ゲーム・オブ・スローンズの数多の顔の神のお部屋みたいな雰囲気)を見つめながら、くつろぎタイムを過ごすドクターでしたが。
その「顔たち」は、整形後は綺麗な顔に生まれ変わってもう存在していないわけで、ハナにとっては「醜女の面」はデスマスクに等しい存在。
それにしても、「この世で一番美しい(とドクターが思っている)顔」を与えられたなんて、菊乃さんが嫉妬しそうなんですけど、どうなんでしょう。
今までずっとハナの味方でいた菊乃さんですが、ドクターが「菜穂子の顔」を一番綺麗だと思っていたと知ったら、女心としてはどこかやるせない気持ちになりますよねえ。(菊乃さんは元男性だけど、心は女性なんだよ♡)
女性って、自分の好きな男を取られることに対してはものすごい嫉妬心をむき出しにしますから、今後の菊乃さんの気持ちの変化に注意が必要です。
菊乃さんにだけは、ハナの味方でいてほしいな・・・
さて。
フランケン・敏恵については、絢子がバックについていたわけですが、相変わらずの不気味さでした。
瞳孔がひらきっぱだよ、お嬢様・・・ブッキースギ
綿貫はいろいろ勘違いしたままで「菜穂子さんを助ける ( ・`ω・´)キリッ☆」状態だし、ハナの守り手としては至極、頼りない。
敏恵の逆襲始動編なお話のはずなんですが、一番ヤヴァイのはやっぱこの人でしょ・・・生まれ変わりすぎなマトリックス・清二郎の闇の仕事を引き受けてきた双子の兄妹。(たぶん双子設定)
男前マックスに逆襲を企む清二郎チームのほうが、気になります。なんていうかこう、『悪の組織』って雰囲気がビンビンと伝わってきます。
「この世で最も美しい顔」に醜女の面をかぶる、ハナ。
ハナを守る男たちが弱っちそうで、見てられない。
復讐する前に逆襲されてしまいそうな危うさがあります。
か弱き薄幸のヒロイン・ハナの運命はいかに・・・19話へつづく!!