美醜の大地ネタバレ結末

「美醜の大地」ネタバレ結末 第10話「協力者」

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醜女の面を被った市村ハナの前に現れた、謎の美形弁護士・深見栄一。

高嶋津家に一家離散させられた恨みから、絢子への復讐を手伝いたいとハナにオファーをかけてきますが・・・言葉で人を操る術に長けている自信満々の栄一が、あっさりフラレて天狗の鼻がポッキリ折れた!?

さらに、かつてハナの復讐により女郎屋に沈められた百子が、干からびた生ける屍女となって綿貫に襲いかかり貞操の危機に・・・というホラー展開もあるドキドキの第10話です。

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「美醜の大地」第10話あらすじとネタバレ

ハナに接触してきた美形弁護士

 

美形弁護士・深見栄一はハナをずっと探していた、と告げた。

ハナは醜女の面をつけており、北海道には「市村ハナ」の顔を知る人間は同級生しかいない。

 

この男は何者?と、栄一を怪しんだハナは気を許さず、誰もいない公園で話をすることにした。

そんなハナを見て、「想像通りの慎重さだ」と内心、感心する栄一。

「私はずっと、ある女を追っていました。その女は樺太出身で、大会社の令嬢」

その言葉から、ハナは彼が高嶋津絢子を追っており、絢子の裏の顔まで知っていることを察した。

 

復讐の手伝いを提案するもあっさり断られる

 

終戦の混乱でなかなか情報が手に入らなかったが、樺太女学校時代の集合写真を手に入れ、栄一はハナにたどり着いたのだ、と話す。

「あなたは復讐の刃を握って蘇った。死人として」

引揚船の沈没で生存者リストにハナの名前がないこと、絢子から執拗な嫌がらせを受けて船を追い出されたために事故にあい家族をなくし、その復讐のために動いているのだろう、と明晰な頭脳からハナの現在の行動を推測していた。

 

桐谷ヤエ子から情報を仕入れていた栄一にとって、この程度の推理はお手の物だった。

そして、言葉巧みに誘導すれば、この女を自分の「駒」に使える。

 

そんな下心をもって栄一はハナに、善意に溢れた笑顔で提案した。

「私も全て奪われたのです。高嶋津、という存在に。
私にも手伝わせてほしい、あなたの復讐を」

ハナが提案を受け入れると信じて疑わない、いい笑顔で手を差し伸べた栄一。

 

「嫌よ。私は誰かの助けなんていらないし、誰とも組むつもりもない。
あの女は、私の獲物よ。むしろ邪魔しないで」

予想に反してハナに断られた栄一だったが、このことで逆にハナに惹かれ、不思議な気分になる。

 

意外にいい人だった鶴田

 

ハナの情報屋であり極道の鶴田は、ハナから連絡を受けて深見栄一という男の素性を調べるように電話で依頼された。

「私に復讐の手伝いを申し出るような弁護士よ。
信用できる人物とは思えないわ」

不信感でいっぱいのハナの声音を聞いて、「いいぜ」と引き受ける鶴田。

 

電話を切ったあと、鶴田は孤児たちを集めた施設「つくし苑」に寄付を渡して感謝されていた。

子供たちからは「おっちゃーん! またすぐきてくれる?」と慕われている。

「ここにいれば、スリも泥棒もしなくたってご飯が食べられるもん!」

子供たちは、鶴田によってひどい生活から救い出されたことがうかがえた。

 

恐怖!襲いかかる生ける屍女

 

一方、別海町を訪れた綿貫は、記者として小倉百子に会いに来ていた。

つぎつぎに行われる復讐の爪痕を追ってここまで来たが、綿貫には「市村ハナ」の本心が見えなかった。

 

部屋に通されて待っていると、ふすまが開き、ズルズル、と畳の上を這うようにして向かってくる生ける屍のような女が出てきた。

「うわあ!」

「杏一郎さぁん・・・やっときてくれた・・・

今度こそあたしを、あなたのものにして・・・」

 

到底、生きている人間とは思えないほどに骨と皮ばかりになった干物のような女を見て、腰を抜かした綿貫は動けない。

「お願い・・・きょういちろうさぁん」

「うわあああああああっ」

干物女が着物を脱いで襲いかかってきて、悲鳴をあげる綿貫の声を聞いた母親が「百子、おやめ! その人は違うんだよ!」と止めてくれたおかげで、事なきを得た。

 

壊れてしまった百子

 

その干物女は、小倉百子だった。母親が柱に縛り付けなければならないほど、百子は暴れていた。

「見たかい、あの子は壊れちまったのさ」

百子の祖母はそう言って、若い男を見ると「きょういちろう」と呼んで襲いかかるほどに頭がおかしくなってしまった孫娘を見つめた。

 

その男こそが、百子を女郎屋に沈めた元凶だというのに、百子は狂った頭でいまだ「杏一郎」を慕っていたのだった。

そしてこのままではあの子が不憫すぎる、なんとか犯人を見つけてくれ、と祖母は綿貫に泣いてすがる。

そんな家族を見て、綿貫は真実を見つけるために百子の女学校時代の話を教えてほしい、と頼んだ。

 

復讐鬼となった敏恵に危機感を覚えるハナ

 

ハナが「小石川 菜穂子」として以前勤めていた函館のカフェに、顔を隠した女がひとり訪れた。

 

スミ子と菜穂子の行方について尋ねるが、カフェのマスターは女の危なそうな雰囲気を見て「お教えできません」と断った。

すると女は怒ってマスターに詰め寄り、被り物が取れた。

それはツギハギ顔の敏恵で、「化け物!」と罵られたためにキレて、マスターの心臓を一突きして逃げていく。

 

「みにくい女が・・・菜穂子ちゃんを追って」

カフェの常連客が発見したとき、マスターはそう言って事切れた。

 

その事件はすぐに新聞に掲載され、「覆面をしたみにくい女」の犯行と知って、まるで醜かったころのハナの仕業のようにハナは感じた。

だが、実際にやったのは大塚敏恵だ。菊乃に電話で裏取りをして、敏恵が犯人だと確信を得たハナ。

敏恵は、自分と同じように地獄の底から復讐のためにはいあがってきたのだ、と悟る。

 

事件が表沙汰になったことで、鶴田から買った「小石川 菜穂子」の戸籍が洗われてはまずい。

今のわたしには、法で守ってくれる人間が必要だ・・・

 

そう決断したハナは、栄一の名刺を見て連絡した。

「気が変わってくれてうれしいよ」

 

「美醜の大地」第10話の感想

 

栄一に対する、ハナの冷静な「嫌よ」のパンチが効いていました。

あの固まった栄一の笑顔。ハナを自分の駒として利用する気マンマンだったようですが、いきなり当てが外れて意外だったようです。

 

しかも、ハナに冷たくあしらわれたことで、彼の心の中で何か新しい扉が開いた様子が見られます。

「まるで、新しいおもちゃをもらった子供の頃のような不思議な気分」

とか言ってますから、ひょっとする恋の予感? この人はあんまり、顔の美醜が気にならないタイプに見えるし。

 

美形弁護士・深見栄一の存在も気になるところなんですが。

ミイラのように骨皮で干からびた百子のインパクトが強すぎて、それどころではありませんでした。

 

「貞子? いいえ、百子です」みたいな長い黒髪の女が床を這いずって向かってくる、あの登場シーンはすごかったです。

干からびた干物女になっているぶんだけ、貞子よりも怖かった・・・『ホラー漫画だったっけ、この作品?』って思うほど。

 

男性がこの場面を読んだら、絶対に悪夢でうなされそう。

干物女が突撃してきて「おねがーい♡」とぬぎぬぎですよ・・・

ハナの復讐の『顔面ジュージューの刑』もすごかったですが、この生ける屍女・百子も一生忘れられないレベルで衝撃的でした。

 

考えてみれば、百子って一番ひどい目にあわされていますよね。

女郎屋で地獄を見せられてのち、干物女に大変身ですから、さすがにカワイソウ。(もともとの百子は、結構かわいい女の子だった)

 

さて、最初は栄一のことを信頼できず、鼻であしらったハナなんですが結局は彼に頼ることになりそうです。

フランケン・敏恵によって復讐する側から、復讐される側に追い込まれるハナ。

お話が進むほどに面白くなってきているので、最新話が出たら速攻読んでます。来月が待ち遠しいです!!

第11話「共謀」ネタバレへ

バリュコマ

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